給与日が20日の人の家計管理術|1か月を3つに分けて使いすぎを防ぐ

節約
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こんにちは、chakoです。

給料日が毎月20日だと、こんな感覚はないでしょうか。

  • 月初はまだ余裕があるのに、15日を過ぎると急に不安になる
  • 「まだ今月の途中」の感覚なのに、お金はもう少ない
  • 家計簿を月末締めでつけても、生活実感とずれて続かない

私も一人暮らしを始めたころ、月初から月末で区切る家計管理がどうもしっくりきませんでした。給料日は20日なのに、家計簿や予算は1日スタート。これだと、自分のお金の流れと管理の区切りが合わず、気づくと給料日前の数日が苦しくなりやすかったです。

そこでやってみてよかったのが、給料日を基準に家計を回すことでした。さらに、1か月分の生活費を一気に見るのではなく、3つの短い区間に分けて管理すると、使いすぎをかなり防ぎやすくなりました。

この記事では、給与日が20日の人向けに、無理なく続けやすい家計管理の考え方をまとめます。統計の平均をそのまま当てはめるのではなく、自分の支出の流れを整えることを重視して、今日から試せる形に落とし込みます。

給与日が20日の人は、月初より「給料日基準」で管理した方が合いやすい

一般的な家計管理では「毎月1日から月末まで」で区切ることが多いです。ただ、給料日が20日の人にとっては、この区切りが生活実感とずれることがあります。

たとえば、20日に給料が入ったとしても、家賃やカードの引き落とし、日用品の買い足しなどで、実際には次の20日までそのお金をやりくりしますよね。つまり、自分の家計サイクルは「1日始まり」ではなく、20日始まりになっているわけです。

このタイプの人は、月初から給料日前にかけて「資金が薄くなる」感覚が出やすいです。もちろん全員に当てはまる万能策ではありませんが、実務的には給料日を起点に予算を組む方が管理しやすいことがあります。

金融庁も、家計管理や生活設計の大切さを案内しています。大事なのは、きれいな家計簿を作ることよりも、自分が続けやすい形で収支を見える化することです。

平均支出より先に、自分の支出を3つに分けて把握する

家計管理を始めると、つい「一人暮らしの平均はいくら?」と調べたくなります。総務省統計局の家計調査は、単身世帯の支出傾向を見るうえで参考になります。ただし、平均はあくまで参考です。

20代前半の一人暮らしでも、次の条件で支出は大きく変わります。

  • 住んでいる地域
  • 家賃の水準
  • 在宅勤務か出社中心か
  • 自炊の頻度
  • 奨学金返済や保険の有無

そのため、平均と比べて落ち込むより、まずは自分の支出を次の3つに分ける方が実用的です。

  • 固定費:家賃、通信費、サブスク、保険、毎月の積立など
  • 変動費:食費、日用品、交際費、趣味、交通費など
  • 特別費:美容院、帰省、プレゼント、家電、医療費など毎月ではない支出

この3分類ができるだけで、「なぜ足りなくなるのか」が見えやすくなります。特に若手社会人の一人暮らしでは、固定費の割合が思ったより高いことが多いです。ここを先に押さえるだけでも、家計管理はかなり安定します。

おすすめは「固定費を先取りして、残りを3分割する」やり方

ここからがこの記事の中心です。

給与日が20日の人は、給料が入ったらまず固定費と貯蓄分を先に確保し、残った生活費を3つの区間に分けて使う方法が合いやすいです。これは公的な標準ルールというより、あくまで続けやすい管理方法のひとつとして考えてください。

区切り方のイメージは、たとえば次のような形です。

  • 第1区間:給与日〜10日後くらい
  • 第2区間:その次の10日間くらい
  • 第3区間:給料日前までの残り

記事タイトルでは「1か月を3つに分ける」と書いていますが、日付を厳密に固定する必要はありません。カードの引き落とし日や支払いの集中タイミングに合わせて、少し前後させて大丈夫です。

ポイントは、1か月を長く見すぎないことです。30日分の生活費を一気に管理しようとすると、前半で気が緩みやすくなります。10日前後の短い単位にすると、「この期間の予算を守ればいい」と考えやすくなります。

基本の流れ

  1. 給料が入る
  2. 家賃・通信費・サブスク・貯蓄などを先取りする
  3. 残りを生活費として3区間に分ける
  4. 各区間の上限だけを意識して使う

これだけです。家計簿を細かくつけるより先に、まずは「使っていい枠」を短く区切ることが大事です。

一人暮らしの具体例|給料日20日の予算の組み方

ここでは、イメージしやすいように簡単な例を出します。

たとえば、手取り20万円で一人暮らし、給料日は20日というケースです。

  • 家賃:65,000円
  • 通信費:8,000円
  • サブスク:3,000円
  • 貯蓄・積立:20,000円
  • その他の固定費:4,000円

この場合、先に確保する固定費などは合計100,000円です。すると、残り100,000円が生活費と特別費の原資になります。

この10万円を、そのまま何となく使うのではなく、たとえば次のように分けます。

  • 第1区間:35,000円
  • 第2区間:30,000円
  • 第3区間:25,000円
  • 特別費の取り分:10,000円

後半ほど少し厳しめに見えるかもしれませんが、実際は第1区間で日用品のまとめ買いや予定が入りやすいこともあるので、配分は人によって変えてOKです。

大事なのは、生活費10万円全部が自由なお金ではないと見える状態にすることです。

私ならこうする、という実務ルール

私自身、在宅勤務が多く、外食よりも自炊の方が調整しやすいので、次のようなルールにすると管理しやすいです。

  • 給料日当日に、固定費と積立分を別口座に移す
  • 生活費口座には、その月に使う分だけ残す
  • 食費・日用品・交際費は「今どの区間か」だけ確認する
  • 区間の予算を超えそうなら、コンビニ回数や外食回数で調整する
  • 余った分は次の区間に回すが、最初から当てにしない

資格勉強や運動習慣を続けていると感じますが、お金の管理も「気合い」より「仕組み」の方が続きます。家計簿を完璧につけるより、判断の回数を減らす方がラクです。

3分割の家計管理が向いている人、調整した方がいい人

この方法は、特に次のような人と相性がいいです。

  • 給料日前に毎回お金が足りない感じがする人
  • 月単位の大きな予算だと気が緩みやすい人
  • 一人暮らしで固定費が重い人
  • キャッシュレス中心で、残高の実感が薄くなりやすい人

一方で、次のような場合は少し調整した方がよいです。

  • 給料日直後に大きな支払いが集中する
  • カード引き落とし日が偏っている
  • 現金中心かキャッシュレス中心かで管理しやすい方法が違う
  • 毎月の収入が変動しやすい

つまり、「3分割」は固定の正解ではなく、短い区切りで残高を守る考え方として使うのがコツです。2分割の方が合う人もいれば、4週に分ける方がわかりやすい人もいます。

続けやすくするなら、口座を3つに分ける

家計管理は、見え方を変えるだけでかなりラクになります。おすすめは、口座やお金の置き場を役割で分けることです。

  • 固定費口座:家賃や通信費、引き落とし用
  • 生活費口座:食費、日用品、交際費など日々使う用
  • 貯蓄口座:生活防衛資金や積立用

これを分けるだけで、「口座に残っているお金=全部使っていいお金」ではなくなります。

キャッシュレス派なら、生活費口座にひもづけたデビットカードやプリペイドを使う方法も相性がいいです。使える上限が見えやすいからです。逆に現金派なら、3区間ごとに封筒を分けるやり方の方が続きやすいこともあります。

大切なのは、自分に合う方法を選ぶことです。ひとつのやり方を正解にせず、続く仕組みを優先してください。

今日からできる予算設定テンプレ

「結局どう始めればいいの?」という人向けに、最低限のテンプレを置いておきます。

ステップ1:先取りするものを書く

  • 家賃
  • 通信費
  • サブスク
  • 保険
  • 積立・貯蓄
  • その他の毎月固定の支払い

ステップ2:残りを計算する

手取り収入 − 固定費 − 先取り貯蓄 = 3分割する生活費

ステップ3:3区間に分ける

  • 第1区間:やや多め
  • 第2区間:標準
  • 第3区間:少し引き締める

もしくは均等に3分割でも大丈夫です。

ステップ4:特別費を別に少し取る

美容院、帰省、プレゼント、通院、仕事用品など、毎月ではないけれど起こりやすい支出のために、少額でも別枠を作ります。これがないと、せっかくの予算が崩れやすくなります。

ステップ5:週1回だけ確認する

毎日見なくても大丈夫です。週1回、「今の区間でいくら残っているか」だけ確認すれば十分です。家計管理は、細かさより継続の方が効きます。

家計管理の先にあるもの|余ったお金は将来の安心につなげる

家計管理は、ただ我慢するためのものではありません。お金の流れが整うと、気持ちにも余裕が出ます。

たとえば、毎月少しでも余るようになれば、まずは生活防衛資金を作れますし、その先で積立や資産形成を考える余地も出てきます。金融庁も、若年層向けにお金の基礎知識やNISAの情報を案内しています。

もちろん、投資は余剰資金の範囲で考えるものです。この記事では金融商品の選択までは踏み込みませんが、家計が整うと「節約して終わり」ではなく、将来の選択肢を広げやすくなります。

私自身も、先に生活費の枠を整えてから積立を続ける方が、精神的に無理が少ないと感じています。先に仕組みを作っておくと、勉強や健康習慣と同じで、長く続けやすいです。

支払いが厳しいときは、ひとりで抱え込まない

ここまで紹介したのは、日常的な家計管理の工夫です。ただ、もし次のような状態なら、節約テクニックだけでは足りないことがあります。

  • 支払いの遅れが出ている
  • カードのリボ払いや借入が増えている
  • 何を削っても回らない
  • 不安が強く、生活に支障が出ている

こうした場合は、一般的な家計術だけで乗り切ろうとせず、相談先を使うことも大切です。消費者庁の相談窓口案内など、公的な情報を入口にして、状況整理から始めるのもひとつの方法です。

家計管理は、自分を責めるためではなく、生活を立て直すためのものです。苦しいときほど、仕組み化と相談先の両方を使ってください。

まとめ

給与日が20日の人は、月初スタートの家計管理よりも、給料日基準で考える方がしっくりくることがあります。

今回のポイントをまとめると、次の通りです。

  • 平均支出より先に、自分の固定費・変動費・特別費を把握する
  • 給料が入ったら、家賃・通信費・サブスク・貯蓄を先取りする
  • 残りの生活費を3つの短い区間に分けて管理する
  • 口座を「固定費」「生活費」「貯蓄」で分けると続けやすい
  • 余剰が出たら、将来の貯蓄や積立につなげる

最初から完璧にやる必要はありません。まずは次の給料日から、固定費を先に分ける、もしくは生活費を3区間に分ける、このどちらか1つだけでも試してみてください。

家計管理は、才能より設計です。給与日が20日という自分の生活リズムに合わせて、無理のない形を作っていきましょう。

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